この記事では、内科医夫婦が行っている、医師のポイ活について紹介します。
数あるポイ活サイトの中から忙しい日常診療に支障をきたさないようなコスパのよいサイトを厳選して紹介します。
紹介するものは主にアンケート回答によるポイ活になり、出口戦略としては我が家ではいずれもamazonギフト券を採用しています。
アンケートによるポイ活の概要
ポイ活のなかで最もウェイトを占めているのは、アンケートです。
医師免許が参加障壁になっているため、一般的なアンケートより単価が高いのが特長です。
高いもので時給1万円相当のポイントがもらえます。
また、自分の専門の診療科によってアンケートの数や報酬が異なることがあるので注意が必要です。
最初に診療科を登録しますが、自分の科以外は基本答えられないと思うので、素直に自分の診療科を登録するしかないでしょう。
アンケートを回答しようとすると、最初に家族内に製薬関係者はいませんか、専門医の資格ありますか、〇〇(疾患)の診療経験はありますか(年間何例くらい診ていますか)、等を聞かれ、その辺りが該当しないとアンケートまで辿り着けません。無理に条件に合うように嘘をつくのはやめましょう。
アンケートはスマホでも回答可能ですが、操作性の問題もありパソコンで行うのをおすすめします。
おすすめポイ活サイト3選
プラメド (PULAMED)
概要 どれくらい稼げるか
最もおすすめで、夫婦共々かれこれ5年は使っています。
アンケートがメールで送られて来るので、メールをチェックしていればもれなくできます。割りのいいやつはきたらなるべく早くやらないと締め切られます。
メールがくる頻度や報酬は診療科にもよりますが、血液内科医の夫のみで1.5-2万円相当/月を稼いでいます。
登録方法
知人からの紹介で紹介料がもらえるので周りにやっている人がいないか聞いてみるのがいいでしょう。まずは登録してメールを待つ+インパクトトラックをやってみるのが良いと思います。
アンケートの種類
<定期アンケート>
- 定期調査box・・毎月の処方のアンケート等で1000-4000円/月くらい。よく外来で処方する薬剤の処方状況(降圧薬や眠剤などの処方状況)などに関するアンケート。
- インパクトトラック・・・毎週のMRさんとのアポイント数とかを聞かれるアンケートで100-1000円/週(アポイント数が多いほどたくさんポイントもらえる様子)。
<不定期アンケート>
- global Q・・・海外の製薬会社のアンケート(日本語)があり、頻度は少ないものの単価が高いです(7000-10000円)。出たらすかさずやるといいと思います。日本の保険適応外の薬剤の使用に関する内容もあるので答えづらいこともありますが、現状をありのままに答えれば問題ないです。
- プラモニIN・・・比較的コスパが良く簡単に答えられるアンケート。こちらも締め切りが早い印象です。
- そのほかのアンケート・・・各疾患ごとのアンケート単価1000-5000円くらいのアンケートがちょこちょこあります。希少疾患のアンケートは総じて単価高めになりがちです。
- webインタビューのアンケート・・・インタビュー(10000-15000円/時間)の募集案内及びその事前アンケート(希望時間や日程を聞かれる)があります。インタビュー自体は抽選になることが多いですが、事前アンケートだけでも500円くらいはもらえるのでそこだけでも答えるのがおすすめです。
出口戦略(ポイント交換先)
プラメドポイント1ポイント=1円相当です。
ポイント交換先は現金、Amazonギフト券、図書カードなどがあり、Amazonギフト券がおすすめです。
MCI (medure)
特徴 どれくらい稼げるか
アンケートの案内がメールがきます。頻度はプラメドほど多くはなく、月に1-2回くらいのことが多いです。コストパフォーマンスはプラメドと同じくらい良く、アンケート自体も回答しやすいものが多いです。
プラメドと同じく診療科ごとに異なるようですが、一回2000-3000 point/20-30分くらいのアンケートが月に1-2回やるので、5000 point (5000円相当)/月もらえています。
登録方法
現在はMedureというサイトと連携されておりhttps://www.medure.jp/member/login.html
から新規登録すれば良いようです。
Medureは医師向けの情報サイトのようで、アンケートはありませんが、記事への投稿やいいねでポイントがたまります。
出口戦略(ポイント交換先)
Amazonギフト券も選べますが、キャッシュレス決済で活躍の機会の多い、nanaco,pontaポイントに変換可能な点がメリットです。どの交換でも1point=1円相当になります。
エムスリー
特徴 どれくらい稼げるか
エムスリーはアンケートの数が多いのが特徴です。ただしコスパが上記2つと比較するといまいちで、時間あたりにもらえるポイントがプラメドの方が上の印象です(amazon ギフト券換算)。もらえるポイントはm3ポイント です。
簡単に答えられるものは2P/回(下記換算で8.8円)から、30分-1時間かかる大変なアンケートは500-1000 P/回(下記換算で2200-4400円)くらいまであります。
全てやると2000P/月(下記換算で8800円)くらいになります。
回答が大変なものが多いので現在はプラメド、MCIが終わってさらに時間があったときにやっています。
登録方法
サイトから登録します。紹介コードは確認できませんでした。
アンケート以外のポイント稼ぎ方
M3の特徴として、アンケート回答以外に、
- ログインボーナス
- メッセージ未読0ボーナス
- 医療トリビア
- 臨床クイズ
- 講演会動画視聴
でもポイントがもらえます。貯まるポイントはアクションポイントになるのでアクションポイントをm3ポイントに変換する必要がありそこは少し面倒です。(アクションポイント10P= m3ポイント 1P)
毎日もらえるアンケート以外のポイントをまとめると大体m3 point 15-25Pになります(下記の換算で66-110円/日 相当)。
日々のタスクをこなすのに役立つのがm3 to do アプリ(スマホアプリ)で、こちらは私たちも毎日ログインして利用しています。
出口戦略(ポイント交換先)
M3には会員ステータスがあり、ステータスによりポイントの換算の倍率が異なります。
最も換算倍率が良いプラチナステータスです。
アンケート以外のログインボーナスなどの毎日のto doをこなせば簡単にプラチナステータスになれます。
プラチナステータスの場合、m3 ポイント 1ポイント = 4.4円相当(amazon ギフト券換算)になります。
M3 ポイントはAmazonギフト券やd point、Appleギフト券、飲食物や電子機器類などに交換可能なので出口戦略は良いです。
その他のサイト
そのほかのサイトとして、
- ケアネット : 紹介キャンペーンあり、Amazonのほかpontaポイント、nanacoギフトに変換可能、web講演会視聴でポイントもらえる
- Medpeer :紹介キャンペーンあり、Amazonのほかpontaポイント、nanacoギフトに変換可能、web講演会視聴でポイントもらえる
- 日経メディカル : アンケート数少なめ
- medical tribute :アンケート数少なめ
などもあり、一通りやってみたこともありました。
しかし、日常診療にかける時間・家族と過ごす時間を考え、コストパフォーマンスの良いと考えられる今回メインで紹介した3つのみ我が家ではやっています。
ためたポイントの使い方・・・Amazon ギフト券がおすすめ
どのサイトでも共通してAmazonギフト券が貯まります。
単にAmazonで消耗品(我が家では子供のオムツなど)を買うのもよいですし、ネット通販でのAmazon payの使い勝手がもよいです。2022年5月からAmazon payは支払い時に1%の還元がもらえますようになりました。
Amazon payが使えるおすすめサイト
- ふるさとチョイス
- ふるなび
- ふるさとプレミアム
- 出前館
- タカシマヤオンラインストア
- カルディコーヒーファームオンラインストア
- ピエールエルメパリ
- BUYMA
- 三越伊勢丹オンラインストア
- Zoff
- 青山フラワーマーケット
- コジマネット
- エアトリ
まとめ
今回は私たち内科医夫婦が行っている医師のポイ活について紹介しました。
医師はアルバイトの単価が高いためポイ活についてはコストパフォーマンスの面で賛否両論ありますが、場所を選べずスキマ時間に行えるものであり、日常診療の支障にならない程度に行うならおすすめです。
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