リウマチ専門医試験の勉強法・おすすめ参考書・受験記録【膠原病内科医・整形外科医向け】

この記事ではリウマチ専門医試験について問題形式や自分が受けた際の感想、実際の問題の一部を紹介します。おすすめの勉強方法や参考書も紹介しますので、これから受験される若手のリウマチ膠原病科・整形外科の先生方の参考になれば幸いです。

これは、内科医夫婦(血液専門医・リウマチ専門医)によるリウマチ専門医試験の情報の記事です。
2020年度実施(施行日:2021年6月27日)の第34次リウマチ専門医資格認定試験の試験情報であり、今後形式などが異なる可能性もあるので、最新の情報は日本リウマチ学会の公式HPをご確認ください。

試験について
前年度までは例年1月に施行されていましたが、私が受けた時はコロナの影響で、半年弱程延期となりました。また、以前のように全国から受験者が一つの会場に集う形式ではなく、各都道府県に設置されているCBTテストセンターが会場となりました。
試験会場は全国に多数あり、先着順で選択することができました(膠原病科医は真面目な人が多いのかスタートが早く、交通の便の良い人気の試験会場は一瞬で埋まっていたようです)。
試験時間は13時から15時の120分で、問題はCBT多肢選択式(100問)でした。

試験対策について
私が試験対策として使ったのは、日本リウマチ学会から出版されているリウマチ専門医試験−例題と解説−のみです。

これを何周かすれば試験対策としては必要十分かと思います。
実際の試験では、この本に載っている問題が少しアレンジされた問題等も出題されたので、問題だけではなく、解説部分も読み込むとよいと思います。私自身は、総合病院の膠原病科で勤務していたので、膠原病疾患の臨床部分は比較的解けましたが、基礎や整形外科分野が弱かったので、この問題集でより重点的に勉強しました。

試験を受けた感想
一部最新の問題(SpAの適応が通ったBioを選ぶ問題等)があったり、問題集には出ていない新作もあり悩んだ問題もありましたが、問題集と似た問題が多い印象で、そこが取れれば合格はもらえるのではないかと思います。

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この記事を書いた人

初期研修医や内科診療に携わる若手医師、医療従事者への日々の診療・生活の手助けになるような発信をします。
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コメント

コメント一覧 (2件)

  • 膠原病内科がある病院は公立系が多いためバイトが出来ないことが多いと聞きました。先生はバイトとかはどうされていましたか?

    • 公立系であっても病院によってはバイト可の所もあるようですので個別に確認してもよいかと思います。
      私もバイトをしています。常勤先からバイト先の斡旋もあればよいですし、そうでなければ医師向け求人サイトを使ってもいいと思います。

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